ストレス社会が叫ばれて数十年。
複数の人間が集まって仕事をすれば必ず歪みが生まれます。
なぜか?理由は簡単。人間はそれぞれ少しずつ価値観が違うからです。
自分と価値観が違うことにストレスを感じ、相手に合わせることもストレスになる。
自分に合わせてくれない相手にもストレスを感じる。
この記事ではストレスを回避したほうが良いのか?解消したほうが良いのか?について私の考えを紹介します。
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【主体性を育む演出家】40代2児の父 | 子育て10年 | 管理職10年 | 管理職として培った「自ら考え行動する人材育成術」を子育てで実践→思い通りにならないイライラから開放→人生の充実感が増す | 管理職にも子育てにも実践できる育成テクニックを発信中 | 主体性ある人は輝いている。輝く人を育てることが私の最高の喜び
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冒頭で「私の考え」としている理由は、私自身ストレス対策の専門家ではないからです。もちろん精神科医でも心理学者でもありません。ただのサラリーマンです。
ですがサラリーマン生活の中で経験した成功や挫折、出世や降格は非常に貴重な経験でした。
ストレスとの付き合い方も自然に身についています。
ストレス対策だけにクローズアップするのではなく、仕事に結びつけたうえで回避と解消どちらがベターか紹介したいと思います。
結論:ストレス解消がおススメ

結論からお伝えすると私の考えとしてはストレス解消をおススメします。
「ストレス回避」と「ストレス解消」は似て非なるものです。
次の項目で「ストレス回避」と「ストレス解消」について掘り下げていきますが全く意味が違います。
2つの意味を考えたうえでストレス対策としてのベストチョイスは「ストレス解消」だと思います。
回避と解消の違い
まずは「ストレス回避」と「ストレス解消」について違いを見ていきましょう。
ストレス回避
まずは「回避」の意味を辞書で調べてみます。
回避:物事をよけて、それにあわないようにすること。事態がそうならないようにすること。
つまりストレスになるような事から予め対峙しないようにすることです。
会社や組織で言うと

否定されるから発言をしない
自分のキャパシティ以上の仕事は引き受けない
あたりでしょうか。
✅ストレスがかかる事態になる前に、予め関係各所に根回しする
ということも含まれそうですが、今回は対象外と致しました。これができるのような人は率直にストレスに悩まない人です。
この記事を目にすることはないでしょう(笑)
後述しますが、仕事ができる人は無意識のうちにストレス回避をし、回避しきれなかったストレスについても自分自身で解消する手段を持っているものです。
ストレス解消
続いて「解消」の意味を調べてみました。
解消:今までの状態や関係、約束などが消えてなくなること。また、それらをなくすこと。
つまり、受けたストレスを無くすということです。
会社や組織で言うと

上司から受けたストレスをゲームで解消する
取引先からのクレームがストレスになってお酒を飲んだ
という感じでしょうか。
「回避」はストレスを受けないように手段を講じることであって、「解消」は受けてしまったストレスを無くすということですね。
ストレス解消をおススメする理由
ここからは私がストレス解消をおススメする理由をお伝えします。
回避できないストレスがあることを知っている
「上司ガチャ」という言葉を最近よく耳にしますね。
「ガチャ」とは自分の選択が影響されないということ。
つまり、組織において上司を選ぶことは難しい、嫌な上司を回避するのは難しいということですね。
上記以外に私自身の長いサラリーマン生活で感じたのは、ストレスを小さくすることはできるけど100%回避することはできないということです。

万全のフォローをしたつもりが顧客からクレームが入った。。。
楽しく仕事をしていると思っていた部下が突然退職した。。。
自分では完全にストレス回避の策を講じているつもりでも、突然思いもよらないところから問題が降ってきて頭を悩ませる。。。
つまり、仕事をしていくこと、生きていくことは「少なからずストレスを受ける」という前提で考えておくべきだと思ってます。
回避することで選択肢が狭まる
ひとつ例をあげます。
例えば先ほど触れた「上司ガチャ」。
嫌な上司だから人事に相談して別の部署に異動するとします。
でも、いまの部署があなたがどうしても入りたかった部署だったとしたら?
将来のキャリアに必要だと考えたから入った部署だったとしたら?
あなたにとって新しい部署へ異動することは出世の選択肢を狭めることになりかねません。
逆の発想で、上司を更迭させるとしましょう。
ですが上司も上司たるゆえんがあります。
あなたよりキャリアが長く、仕事で一定の実績を認められたため上司として存在しているわけです。
上司より発信力が小さいあなたが、上司を更迭するためには大きなエネルギーと時間がかかります。
うまくいくとも限りません。
うまくいったとしても周囲のメンバー全員があなたの行動に賛同してもらえるかは別の話です。
社内に敵になる存在が生まれてしまい、結局仕事をしていく上での障害になってしまうのです。
回避より解消のほうが成長してる気がする

私自身の考えですが、ストレスは回避するより解消するほうが成長している気がします。
極端な話をすると、回避は戦いの土俵にも立たないということ。解消は、結果はどうあれ一度戦いの土俵に立っているということです。
話が少しズレますが、ゲームに例えて説明します。
私が小さいころやっていたRPG。最後は必ずボスを倒してゲームクリアです。ボス戦を回避してクリアすることはできません。
いまのRPGは良くわかりませんが、おそらくいまも「ボスと戦って倒す」ということは変わらないと思います。
最近子供とやっているサバイバルゲームもいっしょです。
よく「フォートナイト」をやるんですが、ビクロイ(100人中最後まで勝ち抜くこと)をとるためには最後まで逃げ続けて勝利することはほぼ不可能です。※ストームのおかげで運よく逃げ切れることもありますがかなり稀です(笑)
結局、勝ち抜くためには戦うテクニックが必要になるのです。
負けた悔しさをバネに勝つための手段を考えたり練習したりしてテクニックを身につけていきます。
ゲームと全く同じではありませんが、仕事においても一度戦う、ストレスを一度受けることは自分の成長につながると考えています。
解消と回避のバランスは重要
ここまで「ストレス解消」を推してきましたが、もちろん「ストレス回避」も重要です。
「なるようにしかならない」とういう言葉がありますが、私としてはあまり好きな言葉ではありません。
ストレス解消ばかりに特化してストレス回避についてはなにもしないというのはNGです。
しっかり「ストレス回避」の策を講じて「できることはすべてやったからどうなっても悔いはない」という状態がベストです。
そこまで腹をくくっていたら突然襲ってくるストレスにも余裕を持った気持ちで対応できます。
ストレスとの付き合い方
私のストレス解消法とストレスへの考え方を紹介します。
私のストレス解消方法
1 お酒を飲む
2 料理をする
3 体を動かす
4 子供とゲームをする
5 同僚を愚痴を言い合う
こんなところでしょうか。得になにが一番おススメというのはありません。
ポイントは「なにかに夢中になってストレスになることを頭から切り離すこと」です。
一時的に頭から離れても、また仕事になればストレスはかかります。
重要なのはストレスになること(私の場合は仕事のこと)を完全に考えない時間をいかに多く作りだせるかだと思います。
急に思い出すこともないくらいが望ましいですね。
イメージはコップの水です。
コップいっぱいにストレス水が溜まっているとしたら、完全に考えない時間があるとどんどんストレス水が減っていくイメージです。
▼たまにはお酒に逃げても良いじゃない・・・
ストレスへの考え方
最後に私自身のストレスへの考え方を共有します。
ストレスを完全になくすことは不可能。減らすことはできる。
ストレス解消はストレスを減らすことで0にすることではない。
ストレスを0にはできないのでストレスとうまく付き合っていくことが大切。
自分だけがストレスを抱えているわけではないことを知っていると楽になる。
ストレスへの考え方を変えるだけでもストレス解消につながります!
是非、実践してみてください(‘ω’)ノ
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